何かを束ねるときには、結束バンドがあるととても便利です。一般的には紐などが使われることが多いのですが、水分を含んでしまうと強度が弱まってしまい、切れることがよくあります。商品の運搬時には雨水や露などで濡れてしまうことも多く、そのままにしておくと切れてしまうことにもなりかねません。水分にも強い結束バンドを使ったほうが賢明です。
特に活躍するのが、食品を束ねる時です。野菜などは水分も多く、紙製の紐で束ねているとどうしても濡れて強度が下がってしまいます。プラスチック樹脂で作られた結束バンドならば食品を束ねるのにも最適で、仮に水分がついてしまっても強度が落ちる事はありません。匂いや風味がついてしまうこともないため、結束バンドは食品の梱包に最適と言えるでしょう。
ただし欠点もあります。何かにこすれるなどして樹脂の表面が削れてしまうと、それが束ねている食べ物の中に混ざってしまうことです。そうなると商品を食べる人の健康に悪影響を与えてしまうので、避けなくてはなりません。この対策としては、体内に取り込まれても安全性の高い樹脂が使われたバンドを選ぶようにすると解決できます。
様々な材質が使われているのですが、安価な製品は安全性が確保されていないのも多いので注意した方が良いでしょう。一方で価格は高いものの人体の安全性が保障されている製品ならば、食べ物を梱包するのに使っても問題はありません。近年は食べ物の間に紛れ込んでもすぐに見つけることができるよう、目立つ色で成形されたバンドも出てきているのでそれを使うのもオススメです。
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