今や我々の生活の基盤となったものが、インターネットです。パソコンを使用してショッピングをおこなうことができ、更には仕事や学習まで可能とした人類の英知の結晶ともいえます。このインターネットを利用するには、必ずlanケーブルを使用してモデムと各情報端末をつなげなくてはいけません。昨今では高速光通信が主流となっており、多種多様なlanケーブルが登場しています。
初めてブロードバンド網が整備されたのは、1995年でした。アメリカからフランス・イギリスと広がり、日本では1998年に回線網が開通しています。当時は10Mbpsという通信速度でしたが、現在では最高10Gbpsまで速度をあげているほどです。10Gbpsは2時間の映画をわずか3秒でダウンロードすることができ、IoT家電の遠隔操作でも活用されています。
この時、10Gbpsの回線速度を十分に発揮するには、BASE16というクラスに分類されたlanケーブルが必要です。BASEとはlanケーブルの規格を意味する単語で、1から16までが存在します。ADSL回線だとBASE5までに製品で対応できますが、50Mbps以上の光回線だと6以上を用いるのが一般的です。さらに次世代通信規格になっている10Gbpsだと16を使用しなくてはホームネットワーク内で通信速度の低下が発生するので、十二分な速度の実現がなせないというわけです。
このケーブルの場合、2本のグラスファイバーで構成されているのも特徴のひとつです。
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