建設現場向け結束バンドを用いる時の工具

結束バンドは今では、我々の身近な生活の中でも活用されるようになりました。キッチン道具に取り付けてフックにしたり、園芸用のネットを固定するのにも使えます。本来は電気配線を束ねるための開発されたアイテムですが、一度バンドを締めると緩まないという特性を持っていることで、さまざまな現場で使われるようになりました。1980年以降は建設現場でも、結束バンドを使用されています。

おもに建材の固定から足場の設置の時に使用されますが、一般的な塩化ビニール製のバンドとは異なります。建設現場専用にランページタイプという結束バンドがあり、特殊な工具を用いてバンドを固定・緩める・締め付けるという3つの動作をおこなうのが特徴です。その工具とはソケットレンチというものであり、四角形の穴を持つ工具です。ランページタイプはステンレス製で、固定をするためにボルトが備わっています。

一般的な結束バンドよりも高い耐久性を有してるので、建材の固定も可能にしているというわけです。バンドを締める時はソケットレンチを使ってボルトを反時計回りに回しながら締めればしっかりと固定できます。長期間ボルトをしめたままにしておくと、錆びてしまう可能性があります。この時、ソケットレンチを使ってのボルトを緩められない場合があるので、潤滑油をボルト全体に染み込ませてみましょう。

摩擦抵抗が生れて、弱い力でもボルトを回転させることができ、効率よく作業を進められます。

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